段階的emacsコマンド勉強録

--随時更新--
emacs のコマンドを勉強しよう!でも、他のサイトを見てても一度にコマンドを羅列してて、バカな自分には覚えられない!ということで、本当に必要なコマンドを選別して、段階的に使えるコマンドを開放していく形で、覚えていこうと思う。
・レベル0 エラー回避
とにかく、emacsいじってると入力ミスだったりで「なんかわからんけど文字をかけなくなって下が変な画面になった!」となることがあるので、中断コマンドは最優先で覚える。
Ctrl + g   実行中のコマンドを中断する
このコマンドを打ってもダメだったり「画面全体が変になった!」となった場合は、諦めてそのファイルを閉じる。
Ctrl + x  Ctrl + c  実行中のファイルを終了する(保存はしない)
これにより、打っているときに生じたエラーを回避する最低限、余分な機能を完全に取っ払った書き専用のメモ帳となった。
・レベル1 コピーペーストできるメモ帳化
メモ帳に書き込み以外で必要な物は何かといったらコピー・ペースト。次はこのコマンドを覚える。
emacs基本的にマウスを利用しないことを想定している。そうすると範囲選択でペッとコピーするなんて方法が使えない。マウスでいう範囲選択の代用にマークセットというのがある。
Ctrl + Shift  マークセット(コピーしたい文章の開始点に置いて押す)
何か適当に文章を書いて、コピーしたいところの始点にカーソルを合わせたあと上のコマンドを押すと、左下にMark Setと出る。そのあとカーソルを動かすと、色のついた部分ができる。そこが範囲選択されている部分にあたる。コピーしたい範囲の終点に持ってきたあと
M + w  マークした部分をコピー
このコマンドによりコピーをすることができる。
よく、emacsのコマンド一覧でMを見かけることが多いが、これは基本的escキーを押せば問題ない。キーボードやOSによって、altキーで代用できることがある。その辺は実際に入力してみて確かめよう。変な挙動を示したらCtrl-gで解決。
Ctrl + y コピーしたものの貼り付け
コピーした範囲を貼り付けるのはこのコマンド。
・レベル2 開く・保存ができるメモ帳化
メモ帳としての機能はもうひとつ。ファイルから開く、と名前をつけて保存(と、上書き保存)。
Ctrl + x Ctrl + s 上書き保存(もし名前がなかった場合名前をつけて保存)
保存はとにかく使うコマンド。もし、そのテキストに名前がない状態だったら、下部で「なんて名前つける?」と聞かれるので適当に名前をつける。
Ctrl + x  Ctrl + w  別名を付けて保存
名前がついているファイルに別の名前をつけて保存したいときはこのコマンド。同じく、下部で名前を要求されるのでファイル名を入れてエンター。
emacsは便利なエディターで、いちいちemacsを終了しなくても、別ファイルを開きたいときはコマンドで指定して行うことができる。
Ctrl + x  Ctrl + f  ファイルを開く
入力するとやはり下部で名前を要求されるのでファイル名を入れてエンター。ファイルが存在する場合そのファイルが開き、存在しない場合はその名前のファイルが新規として開く。
ここまででメモ帳化は完成。まずはこのコマンドに慣れよう。